

北陸から東北にかけての豪雪地帯では、除雪作業が暮らしの中での大きな負担となっています。
「ゆき太郎」は、この負担を軽減するために研究開発された、未来型除雪ロボットです。
従来の大掛かりな装置と動力を必要とした圧縮装置に比べ、ゆき太郎は除雪ロボットにしては画期的な小型ロボットです。
かき集めた雪を新開発のスクリュー圧縮装置により、ロボット内部でブロック形状に圧縮します。
ブロック化された雪は、その後の輸送が容易になるため雪室等での利雪に活用できると期待されています。

- (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)委託事業「次世代ロボット実用化プロジェクト」により開発
(財団法人にいがた産業創造機構との共同開発)
- 2005年愛知万博(愛・地球博)モリゾー・キッコロメッセの「プロトタイプロボット展」に参加
- 雪国での生活除雪を支援するロボット
- 自己位置認識と障害物検知により自律運行
- ロボット前面から取り込んだ雪を内部のスクリューで連続的に圧縮
- ロボット後部で雪をブロック状に成形、積み重ね、最大100kgまで保持
- 形成された雪ブロックを所定の場所で排出

- 全長:1583mm 全幅:950mm 全高:1046mm 重量:約400kg
- 動力:DC48V(バッテリ駆動)
- 走行速度:5m/min
- 除雪幅:950mm
- 形成ブロック(1個あたり) 幅:500mm 長さ:300mm 高さ:120mm 質量:約12〜14kg


新潟県中越地震では、トンネル壁面の崩落、破壊が強烈なインパクトを与えました。
内部の安全が確認されていないトンネル内に人が入る際、その事前点検を自動的に行う目的で本装置は製作されました。
テスト飛行では、全長2kmのトンネルを飛行船に搭載した自律制御(自動制御)装置によって、湾曲したトンネル内を壁面と接触することなく連続的に自律飛行し、点検を行いました。

- 災害時など、人の入坑が危険な場合の初動点検用の飛行船
- ラジコン操作による手動飛行と、自律制御による自動飛行の、2モードの飛行が可能
- 5個の超音波センサを使用した自動飛行システムにより、曲率のある有風下の坑内を、トンネル壁面との距離及び姿勢を一定に保ちながら自律飛行
- ビデオカメラ搭載により、無線によるリアルタイムの画像伝送、または飛行船帰還後のビデオ観察が可能

- 全長:9200mm
- 最大直径:3200mm
- 容量:47m3
- 封入気体:ヘリウム
- 最大飛行速度:2m/sec以上
- 最大浮力:47kgf以上
- 連続飛行時間:45min以上
