開発実績

これまで当社で開発した製品、技術の一部をご紹介します。

橋梁維持補修作業用移動足場

当社は常設式橋梁検査車の設計では日本と韓国で最大の実績があり、豊富な経験を蓄積しています。現在では、設計・製造・運用サポートまで当社で行っています。

橋梁点検補修用作業車(昭和62年度・土木学会技術開発賞受賞)

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概要

橋梁点検補修用作業車とは、長大橋の点検・塗り替え補修などの維持管理作業を安全・円滑・経済的に行うための常設式移動足場です。
この種の構造物は通常、総重量10~100t超のアルミ合金製ですが、橋梁と同じ年月にわたり過酷な海洋条件に曝されるため、設計・製作には構造強度、機器の信頼性、システムの安全性、耐腐食性、絶縁性などに対して細心の配慮が求められます。
当初、これら設備の製造は、旧来は重工各社が行いましたが、今では精通する技術者が姿を消し、設備の保全にも支障が出ています。当社は30年近くこの分野に継続的に関わり、設計から保守までの知見を保有しています。

設計における留意点

  • 有効床面積、接近範囲の最大化
  • 機器のコンパクト化、堅牢性
  • FEMによる構造設計
  • 機器、電気装置の耐食性、耐絶縁性
  • シンプルで堅牢なシステム安全性

設備開発実績(2016年12月現在)

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関連開発実績

ケーブル検査車

吊り橋主ケーブルに設置し、ケーブルやケーブルバンドなどの点検補修作業を行います。作業車はケーブル上の2本のハンドロープに懸垂支持され、ハンドロープを挟み込むゴム製キャタピラシューにより主ケーブルに沿って移動します。

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橋梁点検車(車載式)

橋梁の維持管理作業に用いられる点検車両です。
橋梁の路面上より、ブーム先端に取付けられた伸縮式の歩廊を展開し、遮音壁等の障害物を乗り越え、橋梁側面及び下面部の各種維持管理作業を行います。

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ノンレール移動足場

既設鋼製橋梁用のレールが不要な仮設式の移動足場です。
※採用実績はありませんが、試作機の工場試験まで実施済みです。

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橋梁維持関連機械

当社はこれまで長大橋向けに数々の新しい技術を開発し、効率的な保全に貢献してきました。
現在、その経験を活かし、膨大量の一般橋梁が抱える課題に取り組んでいます。

吊り橋ハンガーロープ素地調整機械

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写真は昇降装置にゴンドラを使用し、素地調整装置2台により2本のケーブルを同時処理する方法としていますが、ご要望によってはゴンドラ以外の昇降手段や1本ケーブルに対応する装置の設計製作も可能です。

概要

吊り橋などのより線ハンガーロープの3種ケレン自動素地調整機械です。従来のディスクサンダーによる2名の人力作業に比べ4~5倍の作業能率です。研磨ブラシがストランドに沿って往復動することにより、錆や劣化塗膜を除去し、粉塵は吸引して回収します。約1m/minの作業速度があり、1往復で所定の均一な品質が得られます。

画像処置前
画像処置後

関連開発実績

鋼床版素地調整機械

従来のディスクサンダー等の人力作業に代わる高能率でクリーンな鋼床版ケレン装置です。

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飛散防止型塗装機械

橋梁の塗り替え工事においてケレン粉末と塗料の飛散飛散防止を目的に開発しました。人力の10倍の施工効率があります。

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ハンガーロープ工事機械

ハンガーロープに沿って蝶のように舞い降りながら、制振用の小径ロープを巻き付ける作業を行います。

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簡易橋梁洗浄装置(平成21年度・第28回日本道路会議優秀論文賞受賞)

河川水等の自給機能を備えた簡易型の橋梁洗浄装置です。

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水中コンクリート打ち継ぎ目処理ロボット

これまでダイバーによって行われていた水中コンクリート打設面のレイタンス処理を高速・無人化施工するために開発されたロボットです。

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磁石車輪応用技術

当社の特許技術である永久磁石内蔵吸着車輪は、これまでさまざまな用途で使用されています
今後は本技術の更なる応用展開を図る予定です。

磁石車輪とは

磁石車輪はゴムライニングされた車輪の内部に強力なネオジウム永久磁石を内蔵しています。車輪の表面と磁石との空隙を大きくとっているため、一般の磁石車輪と違い、車輪と壁面に多少のギャップがあっても急激な吸着力の減少はありません。このため、添接ボルト上の移動や大きな段差乗り越えが可能となり、用途としては作業用ロボットの吸着移動手段として好適です。また、車輪の内部に走行用のモータと駆動機構を組み込むことも可能です。

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鋼製壁面作業ロボット

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概要

吊り橋の主塔や球形タンク、円筒形タンク等、鋼製壁面を磁石車輪により移動して作業するためのロボットです。全輪の操舵機構により、自由な姿勢で上昇・下降・横行・斜行、つまり全方位に移動します。カメラやアーム、切断用ガスバーナー、飛散防止型のケレン・塗装システム等、作業内容によって必要となる機能を搭載することができます。

壁面ロボットの仕様

重量 85kg(本体65kg+作業装置20kg)
移動速度 0~10m/min
吸着力 平坦部において600kgf /全3輪

※上記仕様は壁面ロボットの1例となります。

活用事例

本州四国連絡高速道路株式会社様のサイトにて、実際の事例をご覧いただけます。
長大橋の保全技術(維持管理設備)

関連開発実績

磁石車輪吸着式主塔点検補修作業ロボット

人が容易に接近できない主塔壁面の点検・補修用に開発しました。ロボットの運転は制御・操作装置により無線カメラ画像を見ながらの遠隔操作が可能です。

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鋼ケーソン水中清掃機械

水中壁面を磁石車輪により移動してケーソンの付着物剥離清掃する遠隔操縦型ロボットです。

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磁石車輪ゴンドラ(平成7年度・土木学会技術開発賞受賞)

磁石車輪を汎用仮設式ゴンドラの振れ止めとして応用した技術です。風が吹いても揺れないため、安全性・作業能率が大幅に向上します。

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道路・トンネル・上下水道等維持関連機械

当社では道路、トンネル等の社会資本の維持管理といった技術テーマにも積極的に取り組んでおります。お客様と一緒の企画立案から設計、製造、試験運用、引き渡しまで一貫して責任施工します。

鋼床板アスファルト撤去機械(平成22年度・第12回国土技術開発賞優秀賞受賞)

受賞コメント

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概要

電磁誘導加熱により、橋梁の鋼床版アスファルトを低騒音・高効率で剥離・撤去します。舗装面のコイルに通電し、電磁誘導熱で鋼床版温度が60~90℃になるまで加熱すると、境界層の付着力が減少します。あらかじめ舗装面に切り込みを入れておくことにより、騒音や振動を発生させることなく、アスファルトをブロック状に剥離することができます。
※平成18~19年度 日本自転車振興会様(現在 の公益財団法人 JKA様)の機械工業振興事業補助金の交付を受けて一般財団法人 機械システム振興協会様が実施した「新機械システム普及促進事業」により製作したものです。

製品の諸元

施工能力 最大100m2/h
施工騒音 104dB以下
全長×全幅×全高 10,200mm(コンベア展開時10,700mm)×2,300×2,715 mm
総重量 12,000kg
動力源(ディーゼル発電機) 125kVA

関連開発実績

道路障害物撤去装置

路上に放置された動物の遺骸等を、走行しながら、または路上に出ること無く安全に回収します。

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W/J方式簡易型トンネル壁面清掃装置

ウオータージェットによって壁面を清掃します。非接触方式で、障害物の回避運動が不要です。

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地下トンネル点検用自律運行型飛行船

災害時など、人の入坑が危険な場合の初動点検に活用できます。2kmを自律飛行できます。

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高速型排水性舗装清掃機械

排水性舗装の目詰まりを高速走行しながら行えます。エアのみで清掃するので、汚泥処理が不要です。

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歩道等の雑草防止施工機械

歩道アスファルトと縁石の境界に補修材を充填し、数年間雑草の繁殖を抑えます。

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地下上下水道管更生機械システム

上下水道内面のコールタール除去、ブラスト処理、コーティングを同時に行います。

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生活・環境・その他

当社では社会資本の維持管理以外にも自然保護、環境保全といった技術テーマに取り組んでおり、その範囲は様々な分野に亘っています。

自律運行型除雪ロボット「ゆき太郎」(平成18年度・グッドデザイン中小企業庁長官特別賞受賞)

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概要

降雪地面を自律走行しながら除雪を行う生活支援ロボットです。ステレオビジョン、全方位カメラ、GPS、障害物センサを備え、自己の認識と障害物の検出を行いながら安全な速度で運行します。
除雪作業は、雪を機体内部に取り込み、新しく開発した技術により定型ブロックに減容固化し、これを所定の数量、機体後部に積層した後、指定場所に排出します。この特徴により排雪効率が向上すると同時に利雪への応用も期待できます。
※本技術は、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)様の委託により、当社と公益財団法人 にいがた産業創造機構(NICO)様、新潟県工業技術総合研究所様、新潟工科大学中嶋研究室様、山形大学水戸部研究室様で共同開発した未来型のロボットです。

仕様

寸法 1580(L)×950(W)×750(H)mm
質量 約600kg
除雪能力 約5t/h
除雪速度 2.5m/min
牽引力 230kgf
駆動源 バッテリー

関連開発実績

急勾配法面除草機械

人力では危険の伴う急勾配の法面を除草可能なロボットです。最大勾配60度まで対応します。

詳細

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配管素地調整機械

設備配管の塗膜除去、錆落とし用に開発しました。粉塵が飛散せず、疲れにくいサンダーです。パイプに簡単に着脱でき、施工能率が人力の5~6倍です。

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ソイルソーイング機械

ソイルソーイング工法において、盛り土内に敷設された地中繊維と、地表に設置されたプレートとを繊維ベルトによりプレストレスを与え、連結する一連の作業を行います。(土を縫い強化する機械の開発)

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